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BOHEMIAN MAGIC

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ありそうでないチョッパー

ナイス!モーターサイクル総帥、カルロスボヘミアンオカダの手により仕上げられたフロント21/リア16インチホイールを装備したナックルヘッドチョッパー。ベースは61ciのミディアムコンプレッションモーターを搭載した1947年式のEモデル、つまりナックルヘッドのラストイヤーモデルである。重厚、且つジェントルなスタイリングのベースマシンを、ナイスのお家芸たる荒々しいチョッパーへと姿を変えるべく、効果的なモディファイが加えられている。

 

リンカートキャブを装着したストックのナックルヘッドに、同じく純正トランスミッション、マフラーはフレームに沿ったアップスィープのトランペットマフラーが取り付けられている。いい雰囲気に錆びたオールドマフラーとシンプルな造型のシッシーバーとのマッチングも良好。純正フューエルタンクにキャッツアイメーターダッシュ、ボブフェンダーテイストのリアフェンダーは、純正フロントフェンダーを加工し流用している。

 

この車両最大の拘りは、純正スタイルを凌ぐ操作性の高いポジションだという。純正スプリングフォークに装着されるフランダース製オフセットライザーにナイスオリジナルのドラッグバー。肩幅より少し広いそのハンドルバーとKRモデル用のサドルシート&純正フットボードが作り出すポジションは、クセのないニュートラルなもの。「走ってこそのチョッパー」、さらに「走ってこそ、その真価を発揮する」というボヘミアンのマナーが当然のごとく反映されているというわけだ。

 

やみくもに手を加えるのではなく、的確にポイントを絞ってカスタムされたこのチョッパー。個性の強いナックルヘッドモーターゆえ、これくらいのモディファイがベストなのだろう。60年代によく見られた定番のガレージチョッパーであるが、ただ単にパーツ交換をしただけでは絶対にこの雰囲気やスタイリングを手に入れることはできない。そう簡単にはお目にかかれない、ありそうでないこのチョッパーをサラリと仕上げるカルロスボヘミアンオカダ。これぞ、本物を知るボヘミアンマジック!

 

Machine Detail Check!

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    フランダースのオフセットライザーにオリジナルドラッグバー。グリップは人気のマーブルグリップ。ブラック&ホワイトがマシンにベスト。

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    オリジナルペイントの純正フューエルタンク。エンブレムとメーターダッシュのヤレ具合も文句なし。かの40年代を感じさせるディテイル。

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    レザーが貼り込まれたKRシート。少しヤボったい肉厚のフォルムがB級テイストを醸す。この絶妙なマッチングがボヘミアンの仕事なのだ。

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    入念なプリペアが施されたミディアムコンプレッション仕様のナックルヘッドモーター。この造形美は歴代モーターの中でも随一と言える。

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    純正ハーフムーンのフットボードにロッカークラッチ。電装系は12Vに換装されている。プライマリーはオープンではなく、あえてストック。

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    ナイスオリジナルのルーカステールライトをサイドマウント。やや跳ね上げ気味に取り付けられたリアフェンダーにはベストチョイスだろう。

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    錆の具合にまで拘ったスチール製のオールドトランペットマフラー。言うまでもなく長さ、角度ともに考え抜かれたピンポイントに配置される。

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    リアタイヤには王道と言えるGOOD YEAR製EAGLE A/Tを装着。ちなみにフロントタイヤはSWALLOW製リブタイヤをチョイスしている。

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    ナイス!モーターサイクルのショールームにはカスタム車両が数多くストックされている。ここがカルロスボヘミアンオカダのアジトである。