episode.03

「お金をかけずに手間掛けて、自分で作る癒し空間」の巻

なにかと世知辛い世の中になってしまった日本。満員電車で疲れ果て、会社で上司に叱られて、嫁は家でふて腐れ。世の方々はあらゆるストレスにさらされております。自分や家族のため、せめて家に帰ってきたときぐらい「ほっ」と一息つける空間を創るというのも良いのではないでしょうか?

 

 

そこで今回は、お金をかけずにくつろげる、自分なりの癒やし空間創りのお話であります。実際、僕の住まいもお金をかけてませんが、かなりリラックス出来ております。さて、いくらお金をかけないと言っても、牛乳パックで本棚を作るとか、100円ショップや安売店の商品を駆使して創るたぐいのお話ではありません。そんなものでは逆効果。貧乏な我々の心はさらに寂しくなって荒んでしまいます。かと言ってデザイナー家具などを揃えるお金もありません。ここはひとつ、数千円のモノを上手に使い、創意工夫によってチープにならない空間創りにチャレンジいたしましょう。

 

一言で癒し空間と言っても感性は人それぞれ。また部屋の作りによってもケース・バイ・ケースで攻めていかなくてはなりません。6畳1間の和室であれば、思いっきり和のテイストで攻めたほうが安上がりですし、それは嫌だという向きには多少費用はかかりますがアジアンに持って行くのも良いでしょう。また、洋室の場合はモダンかクラシック、どちらかに的を絞るのが良いかもですね。

 



 

今では海外オークションも気軽に出来る時代ですから、奮起一点、シャンデリアなどを吊るしてあげると、気分も一層高まります。恐らく1~3万円ぐらい覚悟すればそこそこのモノは買えると思います。1個数万円のビンテージ部品を買う前に、日常のストレスの緩和に投資すると思えば安い買い物かもしれませんよ。

 

では部屋のどこから攻めるか? ですが、狭い密室空間でありアイテムも少ないトイレが良いかもしれません。ポイントは「照明」「緑」「絵や写真などのアイテム」、そして出来れば「スイッチ」です。ペーパーホルダーの交換も良いでしょうね。写真のスイッチ&プレートは米国メーカーの陶器製。日本でもネットで手に入り、ほぼ無加工で日本製のスイッチと入れ替え出来るので、手間も少なく心理的効果絶大です。シングルのセットで2千円、ダブルで3千円ほどで購入でき、3路スイッチもありますのでかなり応用できます。

 

骨董品も投げ売り価格で売られていますし、適当な板を切って裏から電波時計を両面テープで貼付ければ、シンプルなオリジナル時計の完成です。また、スプーン、爪切り、耳かき、コップ、包丁、食器など、普段手にする機会が多いものから良いものに換えるだけで豊かな気分になるものです。そうやって狭い範囲からコツコツと、身の回りからチープと感じるモノを少しずつ換えて行くことによって、あなただけの癒し空間を創り上げていってみてはいかがでしょうか?

 

 

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CHOP STICK CHOPPERS
住所■東京都豊島区西巣鴨2-22-8-1F
電話■03-3910-8065
休日■木曜日
URL■www.zerochop.com

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チョップスティックチョッパーズ

山口和俊 Kazu Yamaguchi

東京の下町、西巣鴨に居を構えるチョッパー屋の主、カズヤマグチ。愛車は30年来の付き合いになる1941ELナックルヘッド。店名のCHOP STICKという名前の由来は日本人に馴染みの深い「箸」から取ったものだ。

 

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