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episode.02

プロペラ
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今年もマン島のTTウィークが終わってロンドンまで戻る時にガトウイック空港(ロンドン市内から南へ50km)までフライビーのプロペラ機に乗れるチャンスに恵まれた。今年はまったく予想してなかったので嬉しいプレゼントです。

 

このフライビーと言う少し変わった名前もいいし、ライトブルーのロゴもかわいい。そして飛行機に乗る時は何とタラップを上がって行くんだよね。それもドアの内側に格納されていて引き出す仕組みになっている。このままタラップも一緒に飛んでしまう所がまた面白いし、着陸したらすぐ出せる所がいいなあ。

 

乗り込んで行くと左側に操縦席が目に飛び込んで来た。中は丸見え。所狭しと沢山の計器が上の方までビッシリ。思わず覗きこんでしまう。シートは通路を挟んで2人、2人で20列ほどだからほとんど見渡せる(満席で78人)。またソフトな革張りのシートが少しいい気分にさせてくれる。ラゲッジスペースが低いので、僕でさえ中まで覗けてしまう。窓側のシートは頭の上にアールが掛かってきて、なんとなく全てに手が届きそうで不思議と安心感があったりする。

 

左右のターボプロップの羽がうなり音とともにゆっくりと廻り始めた。そのうち機体全体をブルブルと揺らし始めたと思ったら羽が見えなくなった。クルージングスピードは680kmぐらいで高度は7000mぐらい。プロペラの旅客機としては速い方らしい。滑走路の端の方まで移動をしてさらに回転数を上げて行くと、「さあいよいよだ」と、僕の方まで身構えてしまう、この一瞬がたまらない。次の瞬間全身に “G” を感じたと思ったらあっという間にマン島の滑走路から離れてアイリッシュ海が見えて来た。ロンドンまでは1時間30分の楽しい飛行だ。

 

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