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episode.10

BOSS

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ウエスコのボスを履き始めて丸2ヶ月が経った。思えば遠かった。具体的にウエスコのブーツを触ったのは何年か前にホットバイクの撮影で大阪のウエスコジャパンに行った時だった。そのとき岡本社長に奨められて初めて触って履いたのがウエスコのナローエンジニアだった。

 

それまで僕は日常の足としてこの30年位、レッドウイングの編み上げブーツを2足持っていてソールを何回も交換して来た。それはもう僕の体の一部になっていた。これまでマン島に何回履いて行ったんだろう。デイトナバイクウィーク、スタージス、ボルドール24時間耐久レース、屋久島の宮之浦岳、知床半島、鈴鹿、筑波サーキットなど、何時も一緒だった。朝、紐を結ぶ時は “よしっ!” という感じがあって身が引き締まる思いがした(たまにおっくうな時もある)。

 

丸2ヶ月経ってその間ブルースカイへブン、筑波サーキット、LAでのボーンフリー、神戸のニューオーダー、箱根近辺等の撮影で毎日のようにボスを履いている。撮影のときは朝が早い(3時、4時の時も)ので、一度履いてしまうと夜、家に帰って来るまで履きっぱなし。そんな時でも撮影が終わった後、そんなに脱ぎたいと思わない(少しはあるけれど)。

 

6月下旬LAのベニスの近くにあるリペアショップでレッドウイングのソールを交換してもっらているアンドリューさんにまたお世話になった。このリペアショップはもう何年も前にシラセさんに教えてもらったお店で、シラセさんにこの辺でブーツのソールを交換してくれるお店知ってる? と聞いたら「あるよ」という事でさっそく一緒にそのお店に行った。「明後日のお昼ぐらいの飛行機で日本に帰るんだけどそれまでに出来ますか?」と聞いたら接着剤がそれまで乾くかなあと言ったので「大丈夫、大丈夫、OK」と言って、前金の$40を置いて「じゃあ明後日の10 時すぎに」と言って帰った。当日受け取るとなんとまあきれいに仕上がっているじゃありませんか。新品同様だ。残りの$40(もちろんチップもね)を渡して、そのまま履いて飛行機に乗った。同じブーツを撮影毎に履いていると酷なので、たまには休ませて乾燥しないといけない。これからは考え方の違うブーツが手元にあるので、楽しみが一つ増えた。

 

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