実は女の子"/> 吾輩は猫が、である(下)|ハーレーカスタム・ウェブマガジンHOTBIKE JAPAN.com
メイン画像

episode.04

吾輩は猫が、である(上)

前回までのあらすじ……(いらんか!)。

 

シロベーは、メスだった……。 “ごめんな、シロベー。女の子やってんな? 名前変えたろ~か?”。何個かシロベーの見た目っぽい名前を考えた。嫁に “な~、シロベーはメスやから今からでもシロベーっぽい洋風で上品な名前に変えへんか?”。 “どんなん?”。 “ロ、ローズマリーとか?”。 “……”。 “あ、あともう一個あんねん! エ、エマニュエルとかは? な! どう?”。 “……どうでもええわ(笑)! 今更変えんでええんちゃう? シロベーでいいやん!”(シロベー続投)。

 

話はガラッと変わるが、冗談みたいに冬から夏ごろまでの間、家に住みついていたシロベーは突然居なくなった。正直言うと薄々感ずいていた。実際猫に対して素人の僕が分る位、衰えた老猫であった。最後の方は自力でウンチを気張れない位衰弱し、帰ってこない日は家の周りを捜すと、お隣との間の壁にもたれて歩けないほどになっていた。これはもう “ヤバイ” と直感した。ハッキリと覚えてないがそれから暫くしてシロベーは完全に姿を消してしまった。猫は死に目を見せないというが本当だろうか……。僕は独自で色々調べた。家猫でないシロベーは明らかにそうだ。ヤバそうな時は明らかに何処かへ行こうとしていた。これは間違いない。”弱る→何処かへ行く” 説は、色々と出てきた(完全屋内飼いは、除く)。

 

シロベーには猫の気持ちを色々教えてもらった。いや、猫そのものを教えてもらった気がする。改めて思うのですが猫嫌いだった自分が初めてシロベーと出会い、ふれあう事で猫を知り、好きになった。これは、どれだけ先入観や固定観念といったものが邪魔で愚かか、知らぬこと(無知、未経験)で誤って物や人の捉え方を間違ったりする。今更ですが本当に改めてそう思います。ありがとう、シロベー。

 

これは5年位前の話ですが、今では新しい猫が家に居る。出会いは2年前のゴールデンウィーク。娘達から連絡があり、”大雨の中、溝で流されそうになっていて死んでしまいそうな子猫を居る、どうにかしたい!” との話だった。 権限のまったく無い僕は、”ママに聞きなさい!” と偉そうに答えた。嫁から “取り合えず一回見てくるわ!” と連絡が入った。もう決まりやな(ニヤリ)。嫁は猫好きだ……。

 

その日家に帰ると手の平サイズのかわいいシロクロの子猫が居た。”たまらんな! さー名前やな! ローズマリーとか、どう!”。 “し~~~~~~~~~ん”。 “もうええねん、パパは! もう決めたから、クックに!”。 “ほほう、ブラック・ボディにホワイト・ソックス、ゆ~感じですね。かっくい~!”と、そんな感じである。

 

追記。子猫の飼育に伴い、色々と猫について教えてもらう後輩が居る。そいつを僕は “にゃんこ大先生” と呼ぶ(リンク&チェーン、アパレル担当のデザイナーH君)。そして名言が生まれる。

 

ある日の猫雑談で最近外へ出ては中々帰って来ない、プチ遅刻が絶えない……ホンマに猫は気まぐれやな~、かわいいな~みたいな会話をしてると、”そうでしょう!! そ~ゆ~所いいでしょう!!! めちゃめちゃかわいいでしょう? あれ、聞こえてて知ってて来ないんですよ! 気まぐれな感じが、何かキャバ嬢 みたいで堪らんでしょう?”。”……え?”。 “え? いや、だから猫は気まぐれな感じがキャバ嬢みたいでホンマ堪らんでしょう?”。

 

彼は、”猫=気まぐれ=キャバ嬢=堪らん” みたいな様だが、過去にどんな仕打ちを受けたんだろう。やっぱり、呼んでも待っても来なかったのだろうか……?

 

名言。”猫は、キャバ嬢みたいで堪らん……”

写真 写真 写真 写真 写真
バナー