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episode.11

Gold leafing/其の壱

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今回はちょっと真面目にペイントネタでも書こうかと。カスタムペイントやピンストライプ、サインレタリングなどの世界では、だいぶ昔、僕の知る限り1950年代くらい(?)から使われてきたゴールドリーフ。今でこそ当たり前のようにその名前が浸透してきましたが、僕が初めてその存在を知ったのは、やはりハーレーをペイントし始めてからのような気がします。

 

今でもはっきり強烈なカッコよさで覚えているのはフリーダムの堀さんがペイントしたキャンディパープルのショベルで、マダラのリーフで描かれたアラベスクにH-Dのロゴ。もちろんロゴもゴールドリーフ。ロゴと模様のアウトラインは当然フリーハンドの筆書きで、色を変えてある。アレはカッコ良かった! 後でいろいろ知識が付いてくるとアレはベイエリアスタイルなのか、なんて事も分かってきたり。確かにネスやシムズのカスタムペイントには思いっきりあの手のアラベスクが描かれていたなぁと思い出したりしたものです。

 

カッコ良いリーフの使い手にはロナーセイジ中村さんも忘れられない存在で、工場にお邪魔した時に見せて頂いたラフスケッチやデザインワークは、当時の僕からしたら目からウロコが落ちるほどのヤバい衝撃でした。自分の描いていたアラベスクとは比べ物にならない程洗練されたRを持った超素敵なデザインばかりで、自分で作られたタンクやフェンダーにぴったり合うよう文字通りワンオフのデザインばかり。コレばかりは歴史というか時代を経験して色々なものを見てきてないと描けるものではないなと思ったものです。

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それからというもの、いろんな洋書や資料をかき集め、今のようにググるなんて事は出来ない時代ですから、洋書の広告に載ってる番号にいきなりファックスしてカタログ送れとか元来の追求好き(?)も手伝って、テクニックも含めゴールドリーフと名の付くものは片っ端から調べまくり実験し、その魅力にますますハマって行く事になる訳です。と、ココで残念ながら字数もリミットになってきたので「其の弐」に続きます。よろしくお付き合いのほどを。

 

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