episode.18

Metal Flakes.

残暑厳しい折、いかがお過ごしですか? お盆休みもほぼイベントがらみの半分オシゴトなシェイキンでしたが、愛車DUO grideで走りまくってもいます(笑)。さて、今回のコラム、またまたカスタムペイントネタで、ご存知メタルフレークってヤツです。メタリックってのは皆さんご存知かとは思いますが、フレークって言うのはその名の通り薄片、メタリックよりも物理的にサイズが大きいと思って頂ければ分かりやすいかと。

 

一粒の大きさが大きいってことは、それだけ存在感があるってことで、ぎっしりと敷き詰められたメタルフレークはそれぞれが干渉し合って粒同士で影を作ります。すると、奥行きが生まれ立体感が出ます。それこそがメタルフレークペイントの最大の特徴で、平面にペイントしてても三次元の効果が得られる訳です。

 

光を浴びてキラキラと言うよりはギラギラと輝く訳ですが、一粒の大きさが大きいってことはそのギラギラ感もハッキリと分かりやすい訳で、見た目のインパクトは何より大きいんです。古くは60年代後半から70年代にかけて、その当時の若者のカルチャーと相まって、チョッパーやVAN&Trackにはこぞってフレークベースのカスタムペイントが大流行して行く訳です。

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ただメタルフレークを塗るといった所から、透明感の高いキャンディカラーで上塗りをしてさらにエアブラシやピンストライピングで味付けするといったテクニックの確率が、カスタムペイントに無限の可能性を持たせる事になって行きます。加えて、マスキングの技術や材料も飛躍的に進化して行き、使い勝手の良い資材が次々と登場する事で、表現の方法が増えたカスタムペインターはよりアーティスティックな方向へと向かって行きます。同時に細分化もされて行く訳ですが……。

 

ともあれ個人的にはあの独特の立体感や3Dエフェクトにとても魅力を感じており、デザインも含め表現方法の幅を持たせる意味でもその可能性を追求して行きたいと思ってます。ただ、使うだけでは普通過ぎるので、もっとその特徴を生かしてのカスタムペイントと思っています。そういえば、粒の大きなシルバーフレークで塗られたタンクを見てホントに魚の鱗みたいでチョッとキモチ悪い……と思った時があるのはきっと僕だけでは無いはず……(笑)。「でも、大好きなんですけどね?」。

 

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清水 智巳

シェイキンスピードグラフィックス、さらにカスタムディビジョン、シェイキンカスタマイズド代表。アメリカのサインボードやスケート、スノーボードなどからイメージを喚起されることが多い、根っからの遊び好き。