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episode.03

MINORITY REPORT !? 少数派 !?
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今回もケツカッチンで、このコラムにむかっている。今外は雨音の合間にドルビーサラウンドのごとく響く雷様が妙に心地よい。”本物” つまり自然の音、響きは迫力があり、怖くも優しくも感じてしまうのだ。この仕事に携わり巷でいう “HARLEYの鼓動感” とやらに触れてはいるが、いつしかそのエキゾーストノートとメカノイズでコンディションやダメージ、セッティング等が先に立ちアタマを過ぎる有様。間違い無く “職業病” だな(苦笑)。

 

TASTEの周りにも様々なモデルがあり、HBJをはじめこの業界、またエンドユーザーの皆さんもそう、オレの周りは本当に “HARLEY” だらけ。とは言うものの、実のところ溢れて見えるこの状況は “マイノリティ” な世界のはず。例えばラッシュでごった返す山手線の一車輌に乗っているとする。その中の何人がスクーターを含み、バイクを所有し乗っているだろう? ギヤチェンジは? クラッチ付きは? 大型は? で “ハーレーは?”、”カスタムしてる?” などなど……。

 

多分一車輌の中に一人もいないほうが正解かも。そのぐらい稀で “少数派” なのだ。なにせ、舶来の外車だもんな! バイクの王様だし(古)。この少数派の更に少数派がまた面白い! ビカビカの新しいハーレーを手にしても満足いかず、ボロい(?) “リジッド” に心揺らいじゃったりして……。バッテリーギンギンでギュンギュン回るセルで安心、楽ちんスタートより、”やっぱキックじゃなきゃ!” と五感と体力を勝負に一発! キマれば “どや顔 “ひとつ(笑)。ありがたい “サス” の走破性よりも、ケツに腰、脊髄はモチロン、首にダメージがあろうともリジッドに憧れ、手にしたあかつきには、ハードにシェイクされ揺れる景色に涙する(その心意気がいい!)。

 

──生きてる実感、プライスレス。

 

ジョッキーシフトにスーサイド。なんなら前ブレーキもいりまへん! ”なにがアナタをそうさせる!? ” みたいに突き進む。家電をはじめとするあまりに優れたモノで溢れ返る日常に、なにかしら一線を引きたくなるのもよく解る。己が選んだ “高価で貧乏臭い武器 !?” を愛し実感するのもイイモンかもネ! BMWやモトグッチじゃあ、こんなオーナー居ないだろうし(笑)。多少オツムのワルい “善良な悪漢役者” に乾杯! だってみんなローンが通るほど社会的にちゃんとしてる人なんだもんな!(笑)。……とは言うものの、この愛すべきオーナーさん達に支えられ生きてきたオレは、”好き” を仕事にできた “数少ない” 幸せ者ってことだ。

 

PS オレも初心に戻れるバイクを手に入れたぞ(ローンではないが……)。ボロいが欠品無しでオリペンバリバリの “DAX70″ いかんせんヒビだらけのタイヤは換えねば……。オトナだから2ケツ出来るし “WL” よりパワーが無いから新鮮感覚。幾つになっても “好奇心忘れるべからず”、これ大事!

 

 

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