メイン画像

episode.08

記憶をカタチに。遺せるものと残せないもの……
写真 写真 写真 写真

“時は、思った以上のスピードで駆け抜けるもの……”。 50をとうに過ぎたオレがあらためて言うのも変だけど、本当にそう想い感じている。懐かしいナニかを手にした時に、ふと思いを馳せる幼き頃のシーンから、目をつむれば “様々なモノ・事・出会い” が一瞬で浮かび、いつの時代にも行ける。常々思うのだが、これら “記憶” だけが揺らぐ事の無い本当の財産かも……。

 

1年前の東日本大震災で津波に押し流された全ての物から拾い上げられ、運良く持ち主に手渡された写真。これらをニュースで知り、胸が締め付けられた。

 

日常でも一枚の写真の意味は、他人様には解る筈も無い重さや温かさが織り込まれてるよね。つまりオレを含め、今生かされている人の数だけ記憶が存在すると思うと、もっと優しくなれそうだ。

 

本棚の隅に隠れていた茶封筒から取り出した写真数枚。FLHのハンドルに両手がやっと届くぐらいの我が息子、TOMORROW(友郎)の写真を見て、懐かしすぎて思わず笑ってしまった(笑)。そんなヤツが今やHARLEY-DAVIDSONに毎日触れ、お客さんや仲間に支えられて生きている。まさに時代が動いている証だよ。

 

親子故 、ぶつかりもする。頼もしくも思う。

 

いろいろあるが、この一時も間違いなく掛け替えの無い通過地点で、最高の財産なのかも。

 

この原稿を書いてる深夜1時過ぎにヤツは、”T-2″(TOMORROW&TASTE)で、08 FLSTCの仕上げを黙々とこなしてる。自分の意志で……自分の時を刻んでいる。

 

“時は、思った以上のスピードで駆け抜けるもの……”。だからいつまで生きさせて貰えるか解らないが、自分らしくトライしなきゃ意味が無いし、もったいない! そんなトライの一台の予告がコレ。有りそうで無い、”1970年代風トレール仕様”。乞うご期待!

 

フリーマガジン “BY” の表紙の使用を快くOK してくれた、写真家サトウヒデハル氏に感謝です。有り難うございました。

 

バナー