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episode.04

TURN SIGNAL
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少し宣伝の様になってしまい申し訳ないですが、しばらくの間、温めてきたパーツをいよいよリリース出来る事になり、その嬉しさも有って今回はパーツについて書きたいと思います。

 

先ず、”しばらくの間” と言っていますが、実は構想から早3年を超えたと思います。まぁ実際には、ずっと図面を引いたり製作していたわけではなく、気持ちが乗った時に進めたりしていたため、こんなに時間がかかってしまったのですが……。では完成したパーツをご覧ください。パーツ自体は特に際立ったデザインを持つ物でもなく、当たり障りのない普通のウインカーです。

 

しかしここで一番大切だったのが “当たり障りがなく、普通である事” で、パーツを製作している者としては、とても難しい事でもありました。パーツをデザインして製作すると、どうしてもデザインが主張する物を作ってしまいがちになります。しかし今回製作した物は “ウインカー”。道路交通法で安全のために必要ではありますが、研ぎ澄まされてカッコいいと思う物、たとえばレーサーやチョッパーには必要のないパーツの一つでもあります。

 

アフターパーツウインカーは、それこそ星の数ほどあります。中でも純正GUIDEのマーカーライトは究極の一品ではありますが、GUIDEとて似合うバイクはナックルやパンなどの時代背景を持つオリジナルスタイルかボバーで、私にはそれ以外のバイクでは少し浮いて見えたりします。弊社でも以前よりオリジナルのウインカーはありましたが、これも取り付ける車種やカスタムスタイルをどうしても選んでしまう物でした(私の個人的趣味の領域であるディガーや60′sカスタムには不向きでした)。そこで、では作ってしまおうと始めたわけですが、これがなかなか大変な作業で、何度もデザインを練り直す根気のいる作業でした。

 

製作したウインカーのデザインはアルミビレットながら、少しvintage の雰囲気を持たせています。大きさに関しては、小さすぎない程よい大きさです。これは極端に小さいと、逆に目立つパーツになるのを嫌ったためです。そして素材から機能にまで拘りも入っています。製作は鍛造成型されたアルミニウムの塊より削り出し、手作業でポリッシュを行っております。機能面では道路交通法の基準を満たす最小の大きさではありますが、安全面を考慮してLEDを使用することで、光量もアップしています。また構成パーツはプロ仕様を考えた作りで、車体に合わせたFITTINGが可能です。

 

カスタムを作る時、作る側も買う側も、せっかくだからどうしても存在感の大きいパーツを選んでしまいがちですが、装着後あまりにもそのパーツが目立ってしまっている、という経験はありませんか? 部位によっては、こうして車体に溶け込むパーツを選ぶということも、カスタムをする上で大切なポイントではないでしょうか。

 

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