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episode.13

1936年式の車の話

先日、お客様よりオーダー頂いた車輛を納車しました。車輛と言っても本業のバイクではなく、車です。FORD 5WINDOW COPUE、年式は1936年。ハーレー乗りならば1936年はやはり特別な年式ではないでしょうか? そうファーストナックルが出た年です。

 

今までローライダーからコルベットなどの車を乗り継いできたオーナーが、ホットロッドにも乗ってみたいと相談を受け、いろいろ話しながら決定した今回のオーダーは、これ一台で全てが賄えるホットロッドというものでした。遊びから日常の足になって、それこそホテルに乗りつけてもカッコいい車でした。

 

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そこで選んだのはフルフェンダーでカッコいい1936年式をベースにしたトラディショナルなレストロッド。私の愛車が1934年式のFORD 5WINDOW COUPEになり、私の車の後継機になります。ちなみにレストロッドとは、簡単に言うとベースとなるものは50年代以前の車で、外はオリジナルの形を保ちながら、中身は最新のパーツを使ってアップグレードしたもの(ちょっと省略しすぎかも……)になります。

 

こんな偉そうなことを書いていながら、実は今まで色々なホットロッドを乗ってきた中で、僕もこの手のレストロッドと呼ばれるものは初めてでした。納車した車のエンジンは80年代のフォード5Lでインジェクション、オートマ・パワステ・エアコン付き、ショックもウィッシュボーン・ディスクブレーキ……、パワーウィンドウこそ付いてなかったですが、ほんと至れり尽くせりの車です。

 

仕事の特権と言いますか、オーナーさんの了解のもとたっぷりと試乗をさせてもらったのですが、まぁ感想は書くまでもなくほんと快適な車でした、これならどこまでも走れると思えるほどです。たしかにナックルの話で考えると、1936ナックルベースに外装以外全てEVOにしました的な話になり、そりゃどこまでも走れるだろと言われそうですね。またバイクの話で言うと、それがナックルなのか? となりますが、ホットロッドの世界ではこれも王道のジャンルなのです。奥が深いというよりも、ほんとただただすごいな~と感じました。本国ではとてもポピュラーでたくさんいるのですが、日本では意外とまだ少ないジャンルです。家族車にでもなりうると思うので勢いのある方、どうですか?

 

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