取材協力/Harley-Davidson Japan

ロードグライド復活

ツーリングファミリーの「Look、Sound、Feel」というすべてのエレメントを向上させる技術革新プロセス、PROJECT RUSHMOREの導入から1年、2014年モデルではラインナップから姿を消していたロードグライドがロードグライドスペシャルとなって復活した。2015年モデルの発表に先駆けて情報公開されていた異例の目玉モデルである。

 

PROJECT RUSHMOREのもとさらなる進化を遂げたロードグライドスペシャル。まず目につくのはライダーへの不快な風圧を軽減するナローデザインのフェアリングだ。基本フォルムは2013年のFLTRXを踏襲しているが、実はまったくの別モノ。35.6mmのナロー化と343mmのショートウインドスクリーン、開閉機能を備えた3つのスプリットストリームベントを装備し、ライダーへの風圧を大幅に軽減してくれる。ツーリングモデルの真骨頂であるロングライドの大きなアドバンテージとなっている。

 

さらに光量がアップしたDaymaker LEDヘッドライトをダブルで装備。照射距離、範囲ともに大幅に向上されている。6.5インチのカラータッチディスプレイとBoom! ボックス6.5GTオーディオシステムが織りなす最新のインフォテインメントにも注目。盗難対策として有効なスマートセキュリティシステムも装備されている。

 

手前に大きくベントした新型ハンドルバーの採用により、マシンの操作性が向上。重量のあるフェアリングはフレームマウントのためハンドリングは軽快だ。手動で調節できるロープロファイルサスペンションの採用もトピックスと言える。排気量1,689ccのエアクールド ハイアウトプットTwin Cam103エンジンは容量がアップされたハイフローエアボックスと新設計のカムにより、車両重量385kgの巨体を軽々と加速させていく。まさにモーターサイクルの王様の名にふさわしいニューモデルの登場である。

 

ロードグライドのアイデンティティとも言えるデュアルヘッドライトを装備した新設計のフェアリング。

視認性の高いメーター類にプレミアムBoom! ボックス6.5GTオーディオシステム。ハンドルも新設計である。

オーディオシステムの上にある大きなベントは手前のボタンで開閉可。さらにヘッドライト脇にベントを2つ装備。

シンプルなピンラインが描かれた容量22.7Lのフューエルタンク。ニーグリップにも適したフォルムである。

排気量1,689ccのエアクールド ハイアウトプットTwin Cam103に新デザインのハイフローエアボックスを装備。

ロングライドを快適にしてくれる大型シートであるが、エッジ部が薄く設定されているので足つき性は良好である。

フロントフェンダーにはスキャロップモチーフのピンラインが描かれている。肉抜きされたキャストホイールにも注目。

サドルバッグとリアフェンダーが作り出す優美なリアエンド。ウインカーと一体型のテールランプが装備されている。

レバーひとつで簡単に開閉できるワンタッチサドルバッグ。ショートトリップの荷物なら十分に収納できる。

SPEC DATA ROAD GLIDE SPECIAL FLTRXS

全長×全幅×全高:
2,430×980×1,310mm
ホイールベース:
1,625mm
最低地上高:
135mm
シート高:
695mm
車両重量:
385kg
エンジン型式:
エアクールド ハイアウトプットTwin Cam103
燃料供給型式:
インジェクション
排気量:
1,689cc
ボア×ストローク:
98.4×111.1mm
圧縮費:
9.7:1
最大トルク:
126Nm/3,497rpm
燃料タンク容量:
22.7L
フロントタイヤ:
130/60B19 M/C 61H
リアタイヤ:
180/65B16 M/C 81H
価格:
ビビッドブラック/299万5,000円
モノトーンカラー/303万4.500円
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