episode.06 BROTHERHOOD/其の弐

ドラッグスターテイストと、
繊細なディガーの要素

ロナーセイジのスタンダードカスタムであるクラシックスタイルのマシンとは異なり、低く身構えた攻撃的なフォルムが与えられた、この2台。力強いドラッグスターのテイストと繊細なディガーの要素を併せ持つ、ハイブリットカスタムと言える。ドラッグバーにミッドコントロール、フレームにリジッドマウントのソロシートが作り出すタイトなポジションは、「人車一体」という言葉こそふさわしい。「乗り手が加わってこそ、カスタムマシンは完成する」。これがロナーセイジのボトムラインである。

 

ここからは僕のパンヘッドとEVOのディテイルを見ていこう。まずは特徴的なフロントフォーク。パンヘッドは伊国セリアーニのオールドGP 35φ。XR750にも装着されていたレーシングフォークだ。艶かしいトリプルツリーの造型も見所。EVOカスタムにはスムージングされたフォルムが美しいFRED KODLIN製クロームフォークが取り付けられている。このフォークにより、程よいボリュームのフロントエンドを形成している。洗練されたフロントエンドという印象を受ける。

 

プライマリーも見逃せないディテイルである。パンヘッドは2インチのオープンプライマリーでスリットがあしらわれたハーフガードを装着している。このシャープな造型はエクステリアの流れを汲んだもの。ビレット製ミッドコントロールの造型も僕のお気に入りのディテイル。EVOカスタムは3インチのオープンプライマリーにオリジナルのクラッチドーム、ビレット製のベルトガードは側面をカバーするタイプが取り付けられている。この複雑な造型は圧巻。ミッドコントロールもロナーセイジならではの美しさを讃えている。赤いパンヘッドに青いEVO。今後ロナーセイジでは、このスタイルのカスタムがクラシックスタイルのカスタムと並行して製作されて行く予定だという。新作がドロップされた時には、最速で紹介しようと思う。乞うご期待!

こうして2台並んだ写真を眺めていると本当に兄弟のように見える。ベースマシンの年代から、僕のパンヘッドが兄貴で、EVOが弟? いやパンヘッドは姉貴だな。

こうして2台並んだ写真を眺めていると本当に兄弟のように見える。ベースマシンの年代から、僕のパンヘッドが兄貴で、EVOが弟? いやパンヘッドは姉貴だな。

セリアーニのオールドGPフォークがパンヘッドのフロントエンドを引き締めている。う~ん、美しい!

セリアーニのオールドGPフォークがパンヘッドのフロントエンドを引き締めている。う~ん、美しい!

EVOにはスムージングされたフォルムが特徴となるFRED KODLIN製クロームフォークを装着。

EVOにはスムージングされたフォルムが特徴となるFRED KODLIN製クロームフォークを装着。