episode 107 IT革命

底知れぬパフォーマンスの
夢の箱、もとい夢の板

巨大なiMacを導入した。どれくらい巨大かと言うと、地方都市で慎ましやかに暮らす20代前半の新婚夫婦が使うコーヒーテーブルくらいの大きさはあるし、質素なちゃぶ台としても十分に機能しそうなサイズである。高層マンションのペントハウスに暮らすセレブが愛用している枕の大きさと言い換えることもできるし、ベビーベットとしても使えそうだ。つまりはAppleが言うところの27インチというサイズであり、昨年末に発売されたこのiMacの27インチは特に人気が高く品薄だった。

 

どうしてセレブ愛用の枕のように巨大なiMacが必要だったかと言うと、ストレスなく動画編集を行うには大きなディスプレイが必要だったから。今までは2世代ほど前のMacBook Pro13インチを使っていたわけだが、よくもまぁこんな非力、かつ小さなディスプレイで動画編集をやっていたものだと我ながら感心する。動画を扱っていると、しょっちゅうフリーズするし、レンダリングという画像処理には激しく時間を取られていた。

 

ディスプレイの大きさも大切だが、コンピューターのパフォーマンスはさらに重要。そこでApple Storeでカスタムを行った。このカスタムという響きに得も言われぬ魅力を感じてしまう僕の悲しい性はさて置き、プロセッサは3.4GHzのi7に換装し、メモリはMAXの32GBまで積んだ。さらにストレージは3TBのFusion Driveに! なんか自分でもよく分かっていないが、とにかくもの凄く頭がイイということらしい。事実、すべての処理スピードが目を見張るほど速くなった。

 

デザインがまたソソる。薄さわずか5mmのエッジを持つ新型は、巨大なiPadというイメージだ。27インチのディスプレイもこのシェイプのおかげて圧迫感が少なく、デザインだけで質の高い仕事ができそうな気がしてくるから不思議なものだ。このiMACに勝るコンピューターは地球上に存在しないのでは……?

 

ここで一句。
「もちのろん このiMacも 自腹です」

少し字余り。