episode.137 BOSSに惚れる

WESCOのBOSSとの出会いが
僕のエンジニアブーツの概念を変えた

ワークブーツの最高峰、WESCO。1918年にオレゴン州ポートランドで産声を上げたWESCOは今年創業95周年を迎えた。WESCO BOOTSと言えば、HBJ.comでも記事を連載しており、人気コンテンツのひとつになっていることは周知の通り。

 

今から5年ほど前に手に入れたプルオンブーツBOSSは、僕のエンジニアブーツに対するイメージを覆した、ちょっとした記念碑的なブーツだった。少し大げさな言い回しかもしれないが、それくらいの衝撃は確かにあった。エンジニアブーツのハードなスタイルに憧れ、10代のころから某ブーツメーカーのエンジニアブーツを愛用してきたが、僕の甲高・幅広の縄文人的な足には一切フィットせず、いつも辛い思いをしていた。履き込めど、履き込めど、足の痛みは取れなかった。エンジニアブーツとはそういうもので、縄文人はみな我慢して履いているのだと思い込んでいた。お洒落は我慢してナンボ。それが粋なのだと勝手に解釈していた。

 

当時、WESCO恵比寿店にいた前田マネージャーから「WESCOのBOSSは別モノです。今までのエンジニアブーツのイメージは捨てて下さい」と聞いてBOSSを履きはじめ、見事にエンジニアブーツのイメージは覆されることになった。足のサイズを詳細に図って製作するカスタムフィットではなく、既成サイズでオーダーしたBOSSであったが、そのしなやかなフィット感に僕が今まで履いていたエンジニアブーツはいったい何だったのか? と言葉を失い、これが本当のエンジニアブーツなのだと思い知った。以来、2足目となるBOSSを手に入れ、エンジニアブーツの虜となった。今回、その2足目のBOSSのヒール交換をWESCO JAPANにてオーダー。まるで新しいブーツと見紛うほどのその出来栄えと、1回目のヒール交換は無料で行ってくれるというWESCO JAPANのサービス精神に軽い感動を覚えた。さて、3足目はシューレースブーツのJOB MASTERか、それともやっぱりBOSSか……、悩みどころだ。

 

ここで一句。
「エンジニアを 我慢するのは 終わりにしよう」
少し字余り。

 

取材協力


ホットバイクジャパン.com編集部

成田恒一 Kouichi Narita

京都生まれの京都育ち、生粋の京都人という妙なプライドがチャームポイント。HBJ編集部員になり13年目(途中ブランクあり)にしてHBJ.comを立ち上げる。東京に来て25年以上たつも、未だ京都弁が抜けない。趣味は物欲。趣味を超えてその物欲で生きていると言えなくもない、もはやライフワーク。ちなみに特技も物欲である。そして2005年、勢い余って67年式カマロを購入。目下のターゲットはD5。