episode.140 アンバランスのバランス

「HBJ.com勝手にアワード」を
勝手に発表させていただきます

大盛況の内に幕を閉じたカスタムフリーク年末の一大イベント「22nd Annual YOKOHAMA HOT ROD CUSTOM SHOW 2013」。先週、HBJ.comでも怒涛のレポートを3本続けて掲載したわけだが、会場となったパシフィコ横浜が人で埋め尽くされる光景は壮絶だった。いったい何を求めて1万人とも2万人とも言われる人々が横浜に集まるのか? もちろん豪華ゲストやカスタムマシン、4輪ホットロッドを目当てにやって来るのだろうが、どうもそれだけではないような気もする。ホットロッドやチョッパーカルチャーは、もはやマイノリティーではなくなったということか? ここにやって来る全員がHOBIKE JAPANを買ってくれたらなぁ、などと勝手に妄想してみたり……。

 

突然ですが、ここでHBJ.comの勝手にアワードを発表したいと思う。極々個人的な趣味趣向から選ばせていただいたアワードなので、豪華な盾もトロフィーも副賞のハワイ旅行もオロ●ミンC1年分もございませんが、どうかお許しいただきたい。

 

では発表します。今期 HCS「勝手にHBJ.com’s Pick」はHIDE MOTORCYCLEの2013 ‘GLORY’ by Buellが受賞されました。おめでとうございます。受賞の理由はオリジナリティー溢れるそのスタイルに尽きる。これぞ無二のカスタムマシンと言える。マスの集中化が計られたコンパクトなBuellにどう考えてもミスマッチと思われる末広がりの大容量フューエルタンクにうまい棒のような極太シートカウル。そして極めつけは巨大な洗面器のようなカウリングである。どう考えてもまとまるわけがない。しかしどうだろう、見事にバランス取りされてるではないか! この手腕には脱帽、素直に敬意を表したい。これぞ究極のバランシング。オールドモーターを使ってコンパクトな外装を取り付ければ、そこそこのマシンに仕上がるのは想像できる。しかしベースにBuellを選び、ここまで個性的な外装でうまくまとめ上げるのは至難の業。HIDE MOTORCYCLEビルダー富樫秀哉、恐るべし!

 

ここで一句。
「個性炸裂 唯一無二の カスタムマシン」
少し字余り。

 

取材協力

ヒデモーターサイクル
住所■神奈川県川崎市高津区久地2-4-28?
電話■044-822-8069?
休日■水曜日
URL■www.hidemo.net


ホットバイクジャパン.com編集部

成田恒一 Kouichi Narita

京都生まれの京都育ち、生粋の京都人という妙なプライドがチャームポイント。HBJ編集部員になり13年目(途中ブランクあり)にしてHBJ.comを立ち上げる。東京に来て25年以上たつも、未だ京都弁が抜けない。趣味は物欲。趣味を超えてその物欲で生きていると言えなくもない、もはやライフワーク。ちなみに特技も物欲である。そして2005年、勢い余って67年式カマロを購入。目下のターゲットはD5。