episode.15 空冷並列2気筒1人力/其の壱

ダイレクトな漕ぎ味は
まさに究極のチョッパー

まずはじめに、H-Dサイトであるバージンハーレー内のこの連載にて、自転車ネタとは何事ぞ! というお叱りの声も聞こえてきそうですが、ハーレーのチョッパーにも通じる精神が宿ったトラックバイクの美しさは、きっとハーレー乗りも大好物のはず。まぁ過去にクルマネタなんかもやってますしね。しばしお付き合い下さいませ。

 

ここ3ヶ月くらい、ずっと探していたトラックバイク。そのきっかけはドロップハンドルの美しさだった。最初は変速機付きのロードレーサーから物色しはじめたわけだけど、いろいろな人に話しを聞くうちにシングル固定ギアのトラックバイクに照準が定まった。最小限のその構造にはハーレーのチョッパーに相通じる美しさ、スピリッツが宿っている。骨格となるフレームはクロモリフレームにこだわった。しかもロウ付けのラグフレーム。ハーレー乗りはこのクロモリとか、ロウ付けとかラグという言葉に本当に弱い。さらに細かなパーツを集め、昨年末にどうにか組み上げて以来、毎日走り回っている。最初は想像を絶する未知の筋肉痛に襲われるも、根性で走り続けたら何とか乗りこなせるようになった。通勤もメインはチャリ。往復45kmくらいの道程だけど、通勤が楽しくて仕方がない。片道1時間強の運動になるし、飯は美味いしと良いことずくめ。エンジンでもモーターでもなく、動力は人間。空冷並列2気筒、1人力のチャリに夢中!

シンプル極まりない佇まいは、まさにレーサーの機能美。構成パーツ数が極端に少ないから、パーツ選びは気が抜けない。かなりこだわって組み上げました。

シンプル極まりない佇まいは、まさにレーサーの機能美。構成パーツ数が極端に少ないから、パーツ選びは気が抜けない。かなりこだわって組み上げました。

毎日快調に走り回ってます。固定ギアならではのダイレクトな漕ぎ味は、リジッドフレームのチョッパーに通じるものがある。かなりハードな乗り物です。

毎日快調に走り回ってます。固定ギアならではのダイレクトな漕ぎ味は、リジッドフレームのチョッパーに通じるものがある。かなりハードな乗り物です。