episode.163 水冷ハーレーとタイガーマスク

ついにベールを脱いだ
水冷ストリート750

久しぶりに富士ブルースカイヘブンに行ってきた。今年は天候にも恵まれ、会場となった富士スピードウェイはハーレー乗りで大賑わい。例年通り、家族で訪れる来場者も楽しめるように数多くのアトラクションが用意されているブルスカだが、今年最大のトピックスは、昨冬の伊国EICMAショーで発表された次世代新型車両「ストリート750」のお披露目だった。もちろん日本初公開。HDJ代表取締役のスチュアート・ファレル氏によると今年12月の発売を予定しているとか。排気量750ccの水冷Revolution X V-Twinモーターを搭載した話題のニューマシンとはいかなるものなのか? V-Rodファミリーに続き、10年ぶりとなるニューファミリーの登場ということを考えればカンパニーの入れ込みようもそうとうなはず。果たして750ccの水冷ハーレーは日本で受け入れられるのか? 非常に興味深いところである。

 

 

ブルスカの会場ではかなり思い切ったカスタムが施されたストリート750も展示されていた。コンセプトカスタムという話しだが、過去にハーレーダビッドソンが手掛けてきたファクトリーカスタムとはずいぶんと趣が違う。言うなればドメスティックV-TWINをベースにカスタムショップが自由な発想で作り上げたマシンのようだ。中にはクラッチレバーが取り付けられたジョッキーシフトのチョッパーも展示。コンセプトカスタムとは言え、大本営がここまで思い切ったカスタムを、しかもブルスカに持ち込んだことに少なからず衝撃を受けた。展示されているカスタムを見れば、純正P&Aのパーツも数多く使用されているようなので、12月のリリース時にはかなりのボリュームでカスタムパーツも発売されると思われる。

 

賛否両論の水冷モデルだが、何もすべてのモデルが水冷になったわけじゃないんだから、気に入らないなら空冷の違うモデルを選べばいい。このスタイルが気に入ったのなら、冷却方法なんて関係なく選べばいいと僕は思う。気になるのはそのプライス。もちろんスポーツスター883より高くはできなし、あんまり安くしたらドメスティックモデルとの差別化もできない。かなり難しい選択だと思う。

 

 

話し変わってブルスカのメインイベントとしてスペシャルゲストを招いてのライブが毎年行われているが、僕の注目はハーレーのDEMO RIDE CARAVANオフィシャルタイアップアーティストの小林太郎。スペシャルステージ前で、誰よりもシャッターを切っていたのはこの僕です。H-D 2014プロモーションムービーを作ったときに彼の音源を使わせてもらったいう経緯もあり、何よりもこのライブを楽しみにしていた。ちなみに。最後のトラの写真に大きな意味はありません。ブルスカのマーケットで見つけた実はこれ、リュックなんです。いくらなんでもインパクトあり過ぎだろ。

 

 

ここで一句。

「奇々怪々 タイガーマスクを 背負う意味」
少し字余り。

 

取材協力
Harley-Davidson Japan


ホットバイクジャパン.com編集部

成田恒一 Kouichi Narita

京都生まれの京都育ち、生粋の京都人という妙なプライドがチャームポイント。HBJ編集部員になり13年目(途中ブランクあり)にしてHBJ.comを立ち上げる。東京に来て25年以上たつも、未だ京都弁が抜けない。趣味は物欲。趣味を超えてその物欲で生きていると言えなくもない、もはやライフワーク。ちなみに特技も物欲である。そして2005年、勢い余って67年式カマロを購入。目下のターゲットはD5。