episode.176 新兵器

ニューレンズが写し出す
超広角の未知なる世界

久しぶりにカメラのレンズを買った。ニコン純正の16-35mm f/4Gという超広角のズームレンズを中古で手にれた。本当は新品を買いたかったが、予算の兼ね合いで中古と相成った。デジカメのニコンD800を使いはじめてから僕にとってはじめてのズームレンズである。今までは28mmと50mm、85mmの明るい単焦点レンズですべての撮影をまかなってきた。正直なところ広い画角をカバーする便利なズームレンズに少なからず抵抗があった。画質で勝る単焦点レンズでシンプルに表現するというのが僕の撮影の基本コンセプトでもあったから。

 

このズームレンズの実践投入は08.24に神戸で開催されたニューオーダーチョッパーショーで、ほぼすべての写真はこの新兵器で撮影した。その仕上がりには大満足。超広角16mmという未知の領域に踏み入れ表現の幅が広がったことにより、自分の腕が上がったのではと錯覚してしまうほどのキレ味を堪能することができた。

早速ニューオーダーの会場ではバーバリアンサーカスに参加していたシェイキン清水さんにレンズフードのレタリングをお願いした。描いてもらった「DELTONA 31」の意味については、また別の機会に。とにかく愛着倍増、このレンズで撮影するのが楽しくて仕方がない。

実はこのレンズ、動画の走行撮影でメインに使うことを考えて購入することに決めた。撮影中は頻繁にレンズ交換をしてる余裕はなく、超広角の16mmから標準的な広角35mmまでカバーするこのレンズは動画の走行撮影にもってこいのスペックである。しかもVRという手ブレ補正機能があり、なめらかに撮影することができる。この機動力によりズームレンズへの偏見は完全に払拭された。次のターゲットはカメラボディ? 望遠レンズ? それとも……。

 

ここで一句。
「趣味ちゃいます カメラはすべて 仕事やねん」
少し字余り。

 


ホットバイクジャパン.com編集部

成田恒一 Kouichi Narita

京都生まれの京都育ち、生粋の京都人という妙なプライドがチャームポイント。HBJ編集部員になり13年目(途中ブランクあり)にしてHBJ.comを立ち上げる。東京に来て25年以上たつも、未だ京都弁が抜けない。趣味は物欲。趣味を超えてその物欲で生きていると言えなくもない、もはやライフワーク。ちなみに特技も物欲である。そして2005年、勢い余って67年式カマロを購入。目下のターゲットはD5。