episode.179 引き算の美学

引き算の美学により生み出された
無二のラウンドウインカー

トランプのオリジナルウインカー、TSB-024B。シンプル極まりないそのデザインにより、ハーレーの現行モデルからチョッパーやボッバー、カスタムなどにも違和感なくマッチするトランプ店主、長岡さんこだわりのウインカーだ。一見するとラウンドタイプの、なんの変哲もないカタチなんだけど、汎用のミニウインカーとは明らかに違う引き算の美学により生み出された無二のウインカーに仕上げられている。不要なものは徹底的に削ぎ落としたカスタムやチョッパーにも通じる「美」がこのウインカーには宿っている。

 

僕のパンヘッドにも使わせていただいているが、もうこれ以上のウインカーは存在しないと確信している。有機的な造形のセリアーニの三つ又とのマッチングはまさに完璧。カスタムの手法として本来はその存在を消してしまいたい保安部品のウインカーだが、僕のパンヘッドではフロントエンドの見所として三つ又に設置している。LED仕様なので球切れの心配はなし。もちろん消費電力も最小限に抑えられている。

 

 

そんなラウンドウインカーのレンズが放射線状の花びらタイプからストレートデザインに刷新された。以前のデザインも気に入っていたが、シンプルな新レンズはさらにイイ。早速交換しようと考えている。オーナー以外、誰も気付かないような小さな小さなモディファイだが、こういうの嫌いじゃない。細かければ細かいほど、気分が上がるタチなので。

 

ここで一句。
「我思ふ 引いてナンボの カスタム道」
少し字余り。

 

取材協力

TRAMP CYCLE
住所■大阪市都島区中野町2-1-12
電話■06-6882-1133
休日■月曜日/第二日曜日?(木曜日は店舗業務のみ休業)
URL■http://www.trampcycle.com


ホットバイクジャパン.com編集部

成田恒一 Kouichi Narita

京都生まれの京都育ち、生粋の京都人という妙なプライドがチャームポイント。HBJ編集部員になり13年目(途中ブランクあり)にしてHBJ.comを立ち上げる。東京に来て25年以上たつも、未だ京都弁が抜けない。趣味は物欲。趣味を超えてその物欲で生きていると言えなくもない、もはやライフワーク。ちなみに特技も物欲である。そして2005年、勢い余って67年式カマロを購入。目下のターゲットはD5。