episode.207 DREAM BIKE

マルケスとピーポくん

前年比116%アップとなる総来場者数13万2249人を記録し、大盛況のうちに幕を閉じた第42回東京モーターサイクルショー。会場は人で溢れかえり、オートバイブームの再来を思わせる熱気で包まれていた。ショーに出展されたハーレー関連のマシンについてはTOKYO MOTORCYCLE SHOW 2015 のフォトレポートでお伝えした通り。ホットドックの河北さんとケンズの永井さんが参加したBMWのK 1600 GTLカスタムプロジェクト「IGNITE STRAIGHT SIX」についてもこのコラムで何度か書かせていただいた。そこで今回は東京モーターサイクルショーで、ごくごく個人的に気になった車両について書こうと思う。

TOKYO MOTORCYCLE SHOW 2015 のフォトレポート

BMWのK 1600 GTLカスタムプロジェクト「IGNITE STRAIGHT SIX」

80年代レーサーレプリカブームの全盛期をリアルタイムに過ごした僕としては、どうしてもレーサーやスーパースポーツに目がいってしまう。ホンダブースに展示されていたRC213Vを駆るマルク・マルケスのライディングフォームのなんと刺激的なことか! 「マル」ク「マル」ケスとマルが重なる名前が気になると言えば気になるが、この美しいフォームに比べれば些細なことだ。さらにホンダブースにはワークスレーサーRC213Vの市販モデルRC213V-Sも展示されていた。販売価格2000万円と言われるドリームマシンである。さらにさらにヤマハのワークスレーサーYZR-M1にヨシムラのGSX-R1000レーサーにも釘付け。機能美の極致である。アグスタF3の美しさも見逃せない。モーターサイクルアートのキャッチフレーズは伊達じゃない。

野外スペースでは女性白バイ隊員によるデモ走行が披露され多くの来場者の注目を集めていたが、その先導はなんとあのピーポくん。さすがのテクニックである。しかし騙されてはいけない。よく見ると……

ここで一句。
「ピーポくん 凄いけどそれ ノーヘルだよね」
少し字余り。

取材協力
第42回東京モーターサイクルショー:http://www.motorcycleshow.org


ホットバイクジャパン.com編集部

成田恒一 Kouichi Narita

京都生まれの京都育ち、生粋の京都人という妙なプライドがチャームポイント。HBJ編集部員になり13年目(途中ブランクあり)にしてHBJ.comを立ち上げる。東京に来て25年以上たつも、未だ京都弁が抜けない。趣味は物欲。趣味を超えてその物欲で生きていると言えなくもない、もはやライフワーク。ちなみに特技も物欲である。そして2005年、勢い余って67年式カマロを購入。目下のターゲットはD5。