episode.225 時速100キロの違和感

そのトラブルは不意にやってきた

episode.221 インプラントと海鮮炒飯でお伝えしたとおり、カマロのエンジンから聞こえてくる異音の問題もヘダースのガスケットとリデューサーガスケット交換でクリアとなり、只今絶好調。アイドリングが安定し、まるで別モノのようになったV8エンジン。これぞアメ車の醍醐味。多少燃費が悪かろうと、理不尽に税金が増額になろうとも、やっぱりアメ車はやめられない。

episode.221 インプラントと海鮮炒飯

しかし忘れていた。トラブルなんていうものは出し抜けにやってくるということを。

取材で水戸のロナーセイジに向かう途中、常磐道で「それ」は音もなくやってきた。もとい、それは音とともにやってきた。

カタカタカタ……。

高速道路を100キロ前後で走っていると、インパネやコンソールボックスあたりから、トリムなどのビビリ音というか振動音のようなものがカタカタと聞こえてくることがある。大きなエンジンを積んだ古いクルマなので仕方がないと言えば仕方がない。その日もいつものようにカタカタ鳴っているな、と聞き流していたのだが、なんかいつもより音が少し大きいような気がする。思い過ごしかもしれないが。

念のため左に車線変更して様子を見ながら走っていると、少しづつその音は大きくなり、リアを中心に小刻みに横揺れがはじまった。これはまずいと思い、アクセルを戻してスピードを80キロくらいに落とすと横揺れは静かに収まり、ビビリ音もなくなった。

──やっぱりおかしい。

どうする? このまますぐ路肩に停車するべきか。それとも走り続けるか。まずは窓を開けてリアタイヤを確認してみる。大丈夫、グラグラもしていないし、パンクもしていない。タイヤはちゃんと付いている。そこでしばらく考えてみたが、80キロくらいで走っている分にはどうにか落ち着いているので、このままロナーセイジのある岩間インターまで走ることにした。

そのあと30分ほどで岩間インターになんとか無事に辿り着き、すぐにコンビニの駐車場でリア回りを確認してみたが目視で異常は見当たらない。

何、何? やっぱり思い過ごしか……?

ここで一句。
「気のせいか はたまた幻覚 イリュージョン」
少し字余り。

取材協力
REDLINE AUTOMOTIVE
住所■神奈川県横浜市港北区新羽町1496-1
電話■045-545-9111
休日■水曜日
URL■http://www.redline045.com


ホットバイクジャパン.com編集部

成田恒一 Kouichi Narita

京都生まれの京都育ち、生粋の京都人という妙なプライドがチャームポイント。HBJ編集部員になり13年目(途中ブランクあり)にしてHBJ.comを立ち上げる。東京に来て25年以上たつも、未だ京都弁が抜けない。趣味は物欲。趣味を超えてその物欲で生きていると言えなくもない、もはやライフワーク。ちなみに特技も物欲である。そして2005年、勢い余って67年式カマロを購入。目下のターゲットはD5。