episode.226 ローランドゴリラの遊撃

カマロに襲いかかる謎のローランドゴリラ

カマロに乗ってロナーセイジへと向かう途中、突如現れたリア周りの微振動。どうにかロナーセイジのある常磐道岩間インターに辿り着き、インターすぐのコンビニでリアタイヤを確認してみるが、異常なし。念のためラリーホイールのセンターキャップを外してナットが緩んでいないか確認してみる。大丈夫、ここも異常なし。ではリアサスペンションか。車体の下から覗いていろいろとチェックしてみたが、異常らしいものは見当たらない。

やっぱり気のせいか。

あと考えられるのはリアのエアショックか。そこで給油ついでにガソリンスタンドでエアショックのエアを一度抜き、それからエアを入れなおして確認してみる。ただの気休めかもしれないがエアショックも問題なさそうだ。ここで足止めを食らっていても仕方がないので、まずはロナーセイジで取材を進めよう。帰りは帰り。調子が悪ければJAF呼んで撤収だ。それから撮影をはじめたもののクルマのことが気になって仕方がない。高速に乗って東京まで帰れるのだろうか?

それから取材を終えた帰り道、80キロくらいで走っている分には落ち着いているが100キロくらいにスピードを上げると、やはりリア回りがカタカタと揺れている。これはマズいと思い、左車線を80キロ前後で走行し、どうにか高速道路は走り終えた。

ここまで来れば安心だ。あとは下道をゆっくり走って帰ればいい。しかし問題はここからだった。3速に入れて40キロくらいで走る分には安定しているが、低速、とくに減速して停車するまでのリアのブレが尋常ではない。大人のローランドゴリラ2頭に左右から弄ばれているような大きな揺れである。

個人的には大人のローランドゴリラ2頭に弄ばれた経験がないので、それがどれくらいの力量で、そしてどの角度から入力されるものなのか、さらにどれくらいの時間持続するものなのか想像する他ないが、おそらくこの激しい揺れはそれに近しい種類のものに違いない。もしくは本当にローランドゴリラがリアのタイヤハウスにまとわりついているのかもしれない。やれやれ、ローランドゴリラに好かれるのも考えものだ。

ここで一句。
「謎の洗礼 ゴリラパワーで ゆっさゆさ」
少し字余り。

取材協力
REDLINE AUTOMOTIVE
住所■神奈川県横浜市港北区新羽町1496-1
電話■045-545-9111
休日■水曜日
URL■http://www.redline045.com


ホットバイクジャパン.com編集部

成田恒一 Kouichi Narita

京都生まれの京都育ち、生粋の京都人という妙なプライドがチャームポイント。HBJ編集部員になり13年目(途中ブランクあり)にしてHBJ.comを立ち上げる。東京に来て25年以上たつも、未だ京都弁が抜けない。趣味は物欲。趣味を超えてその物欲で生きていると言えなくもない、もはやライフワーク。ちなみに特技も物欲である。そして2005年、勢い余って67年式カマロを購入。目下のターゲットはD5。