episode.239 集積回路と膝小僧

ミリ単位で熟考したドラッグバーがついに完成

新しいドラッグバーが完成した。以前のドラッグバーと比べて、よりタイトなものになった。ドラッグバーに関してこのコラムで何度もそのこだわりについて話してきたわけだが、ついにバージョン2.0のドラッグバーが出来上がった。

ミリ単位で長さを調整し、ベント角も熟考した渾身のドラッグバー。一見するとスタンダードなドラッグバーに見えるが、こと細かな計算により製作された世界でただひとつのドラッグバーに仕上げられている。言うなればコンピューターの集積回路のような精巧さの上に成り立っているハンドルバーであり、さらに言えばミニスカートと膝頭の露出、形状、そしてその質量との因果関係による印象の違いのようなもので、とても一筋縄ではいかない黄金比によって成立しているドラッグバーなのだ。

ブレーキレバーはロナーセイジのオリジナルビレットレバーで、ホルダーはハンドルに合わせてワンオフ。エッジが効いたシャープなフォルダーである。グリップは同じくロナーセイジオリジナルの積み革グリップ。レザーとブラスのコントラストがポイントとなる上質なグリップだ。今回はタイトなドラッグバーとのバランスを考えて取り付け部が絞り込まれた新型のグリップを装着することにした。もちろんそのポジションも申し分なし。

ここで一句。
「仕上がった ハンドル握って 妄想ラン」
少し字余り。

取材協力
ロナーセイジ
住所■茨城県小美玉市大笹470-12
電話■0299-48-3787


ホットバイクジャパン.com編集部

成田恒一 Kouichi Narita

京都生まれの京都育ち、生粋の京都人という妙なプライドがチャームポイント。HBJ編集部員になり13年目(途中ブランクあり)にしてHBJ.comを立ち上げる。東京に来て25年以上たつも、未だ京都弁が抜けない。趣味は物欲。趣味を超えてその物欲で生きていると言えなくもない、もはやライフワーク。ちなみに特技も物欲である。そして2005年、勢い余って67年式カマロを購入。目下のターゲットはD5。