episode.243 薪ストーブとピンストライプ

突然の出来事に面食らうも素敵な時間を過ごすことができた

年末の挨拶にロナーセイジを訪れたときのこと。年明けに車検を控えた我が愛機の撮影をせっせと行い、ひとり悦に入っていると、突然ファクトリーの奥からシェイキンが登場。

「え!? どっこから出てきたんですか?」と僕。

「へへへ……ビックリした?」とほくそ笑むシェイキン。

「いつからいたんすか?」

「朝からだよ、ナリタがくる少し前から」

すると中村さんが「ごめん、ごめん、驚かすつもりはなかったんだけど、黙ってた方が面白いかなぁと思って……」。

それを驚かすと言うのでは……などと思いながら、「シェイキンは俺がくるって知ってたんですか?」。

「知ってたよ、中村さんに聞いてたから」

だからそれは……まぁいいか。

「──で、清水さん、今日はどうしたんですか?」

「中村さんに頼まれて二階のアトリエにこもってギターにピンストライプを入れてたんだよ。今は乾燥中」

そんなわけで3人で遅めのランチを食べに小洒落たイタリアンレストランに向った。たしかに水戸にあるシェイキンのアトリエとロナーセイジは30分ほどの距離なので、清水さんがロナーセイジに遊びにきていてもおかしくはないんだけど、いきなりの登場だったもので、少し面食らった次第。

食後は我が愛機を囲んでの談笑。夜は薪ストーブに火を入れ、至福のときを堪能することができた。中村さん、清水さん、ありがとうございました。

ここで一句。
「火の灯りで 愛機を愛でる 甘美なとき」
少し字余り。


ホットバイクジャパン.com編集部

成田恒一 Kouichi Narita

京都生まれの京都育ち、生粋の京都人という妙なプライドがチャームポイント。HBJ編集部員になり13年目(途中ブランクあり)にしてHBJ.comを立ち上げる。東京に来て25年以上たつも、未だ京都弁が抜けない。趣味は物欲。趣味を超えてその物欲で生きていると言えなくもない、もはやライフワーク。ちなみに特技も物欲である。そして2005年、勢い余って67年式カマロを購入。目下のターゲットはD5。