episode.244 赤い彗星と大団円

フィニッシュ寸前の我がパンヘッド、その気になる現状をお伝えしよう

新しい年が明け、気がつけば1月も後半戦に突入。毎年のことながら年頭である1月の過ぎ去るスピードは他の月と比べ飛び抜けて早い。実感として倍、いや3倍のスピードで月日が流れているような気がする。1月のみ「赤い彗星」に匹敵する機動力を備えているのかもしれない。12月のスピードも思いのほか早いが、せいぜい「黒い三連星」程度であろう。やはり1月のスピードは別格だ。

少し前置きが長くなったが、気になるパンヘッドの状況はというと、今ごろは車検場に持ち込まれてヘッドライトの光軸チェックか、それとも二輪車定期点検整備記録簿のチェックを受けているところかもしれない。あるいは今まさにナンバーに検査標章を貼りつけようとしている瞬間かもしれない。つまり大団円はもうすぐそこまできているということだ。

あくまでも希望的観測であるが、あながち間違ってもいないだろう。例えるなら、絶妙な曇り空から念のため傘を持って家を出るとか、クラスメイトの気になるあの子と頻繁に目が合うことで「もしかして……」と淡くせつない期待を抱いてしまうとか、普段はそっけない気ままな猫が、しげしげと膝の上に乗ってきて気持ち良さそうに喉をゴロゴロ鳴らしている感じとでも言えばいいのだろうか。

とにかくフィニッシュは目前に迫っている。

ここで一句。
「心得てます その目前が 遠いこと」
少し字余り。


ホットバイクジャパン.com編集部

成田恒一 Kouichi Narita

京都生まれの京都育ち、生粋の京都人という妙なプライドがチャームポイント。HBJ編集部員になり13年目(途中ブランクあり)にしてHBJ.comを立ち上げる。東京に来て25年以上たつも、未だ京都弁が抜けない。趣味は物欲。趣味を超えてその物欲で生きていると言えなくもない、もはやライフワーク。ちなみに特技も物欲である。そして2005年、勢い余って67年式カマロを購入。目下のターゲットはD5。