episode.250 ブレイクアウト進化論、もしくはアボカドチーズバーガーの来襲

屈指の人気モデルであるブレイクアウトの系譜

電撃的にデビューを飾ったローライダーSと同じ、2016年1月28日に発売されたCVO FXSE プロストリートブレイクアウト。2013年にデビューしたCVO FXSBSE ブレイクアウトの派生モデルとして今期登場したニューモデルだ。

ここでこのブレイクアウトについて少し整理しておこう。前出の通り、2013年に初代CVOブレイクアウトが登場し、その人気から翌2014年、ソフテイルファミリーにレギュラーモデルとしてFXSB ブレイクアウトが加わった。そして2015年にはCVO ブレイクアウトはラインナップから一旦姿を消し、2016年にニューモデル、プロストリートブレイクアウトとして再デビューを果たした。

例えるならチーズバガーの人気からシンプルなハンバーガーが生まれ、その後チーズバガーは姿を消したが、ベーコンチーズバーガーとして再びリリースされた感じとでも言えばいいのだろうか? いや少し違うな。ソフテイルのブレイクアウトはファクトリーカスタムなので、ハンバーガーというよりはカスタムされたチーズバーガー的立ち位置のモデルと言えるだろう。ハンバーガーは今はなきソフテイルスタンダードか……。

ならばこう考えてみよう。ベーコンチーズバーガーの人気からチーズバーガーが生まれ、そのベーコンチーズバーガーはメニューから消えたがアボカドチーズバーガーとして再び生まれ変わったという方がより正確にこれら一連の関係性を表していると言えるはずだ。

とにかく、このアボカドチーズバーガーは相当なポテンシャルを秘めている。心臓部にはバランサーが組み込まれたスクリーミンイーグルツインカム110Bを搭載。排気量は怒濤の1801ccである。コーヒーフレッシュ・メロディアンミニで言えば約400個分という大容量を誇っている。倒立フォークと新型のディスクブレーキで強化された足周りにも注目したい。

一見するとストリート750と同じ汎用品かと思しきスピードスクリーンも、よくよく写真を見てみるとかなり深めのフォルムでどうやら専用設計のものらしい。肉厚のシートとフォワードコントロールが気になると言えば気になるが、まぁここはいいだろう。価格はお買い得な339まんえん。400まん、500まん超えが当たり前のCVOではお値打ち価格と言えるだろう。何はともあれ、まずは実車を見てみたいものだ。

ここで一句。
「価格破壊? ブレイクアウトが ブレイクするー」
少し字余り。


ホットバイクジャパン.com編集部

成田恒一 Kouichi Narita

京都生まれの京都育ち、生粋の京都人という妙なプライドがチャームポイント。HBJ編集部員になり13年目(途中ブランクあり)にしてHBJ.comを立ち上げる。東京に来て25年以上たつも、未だ京都弁が抜けない。趣味は物欲。趣味を超えてその物欲で生きていると言えなくもない、もはやライフワーク。ちなみに特技も物欲である。そして2005年、勢い余って67年式カマロを購入。目下のターゲットはD5。