EPISODE.251 ネオレトロな羊の皮を被った狼

ザ・パフォーマンス・レトロスター

2016.02.23に発表されたヤマハのニューモデル、XSR900。ヤマハ永遠のスタンダードモデルであるSRでも、その派生モデルのSRXでもなく“XSR”である。そのネーミングからSRなどとの関連性を想像してしまうが、空冷シングルのSRやSRXに対して水冷直列3気筒エンジンを搭載したXSRはコンセプトを異にした全く別のモデルとなっている

「ザ・パフォーマンス・レトロスター」を指針に開発されたというXSR900。平たく言えば「羊の皮を被った狼」といったところか。XSR900はヤマハの次世代スタンダードであるMT-09最新のプラットフォームとそのエンジンにトラクションコントロールやアシスト&スリッパークラッチなどの最新技術が投入されたオーセンティックなロードスポーツに仕上げられている。ヤマハが言うところの“ネオレトロ”がコンセプトとして掲げられている。

ちなみにこのネオレトロとはスーパースポーツやネイキッドなどという従来のカテゴリーを超え、レトロな外観やその背景の物語性を秘めながらも、先進技術に基づくエキサイティングな走りを楽しめるモデルのカテゴリーだという。なんか難しそう。

いずれにせよ「羊の皮を被った羊」とも言える1957年式パンヘッドを足とする僕にとってこのXSR900は想像を超えた近未来的なマシンであることに間違いない。いや待てよ。「羊の皮を被った羊」。それってただの羊じゃないか。

それでなぜ、このXSR900の話しをハーレーWEBマガジンのHBJ.comでつらつらと書いているかというと……。

答えはこれだ。

ここで一句。
「あれれれれ? そこでLeeさん なにしてますのん?」
少し字余り。


ホットバイクジャパン.com編集部

成田恒一 Kouichi Narita

京都生まれの京都育ち、生粋の京都人という妙なプライドがチャームポイント。HBJ編集部員になり13年目(途中ブランクあり)にしてHBJ.comを立ち上げる。東京に来て20年近く経つも、未だ京都弁が抜けない。趣味は物欲。趣味を超えてその物欲で生きていると言えなくもない、もはやライフワーク。ちなみに特技も物欲である。そして2005年、勢い余って67年式カマロを購入。目下のターゲットはD4S。