episode 44  謎のエンジンストール/其の弐

行き詰まったら
初心に返るベシ!

“謎のエンジンストール/其の壱 ” でお伝えした通り、なんとか自宅近くのガソリンスタンドまで帰ってきたが、そこであえなく撃沈。約1キロの距離を汗だくになってバイクを押して帰った。平日のため、早速その翌日に原因究明……とは行かず、週末までひとまず寝かすことにした。

 

そして土曜日。朝から気合いを入れて原因究明に乗り出した。一番怪しいバッテリーのチェックからはじめよう。まずはターミナル、ボディアースの緩みを確認するが問題ナシ。念のためテスターで電圧を計測してみるが12.6Vあり、ここも問題ナシ。お次ぎはイグニッションスイッチの配線をチェック。エンジンハンガーに設置されたスイッチの裏側を確認してみる。むむむ……ここも異常ナシ。

 

こうなったら徹底的に配線を追っかけてやる! タンク下にフレーム下、ヘッドライトにウインカー、テールライト、さらにジェネレーターにレギュレーターと、思いつく限りの配線を確認してみたが、断線等のトラブルは見つからない。完全に手詰まり。試しにヘッドライトとウインカーのスイッチを動かしてみるが、もちろん反応ナシ。さらにキックを踏んでエンジン始動を試みるが、うんともすんとも言わない。

 

やっぱり電気がきていない……じゃ、やっぱりバッテリーだと初心に帰り、ダメもとで原チャリ(僕の第5の愛車。この話はまた改めて)の小さなバッテリー(かなり弱っていて11Vくらいしかない)を外してパンヘッドに移植したら、弱々しいながらもライトが点いた。これは行ける! なんとキック数回であっけなくエンジン始動。やはり犯人はバッテリーだ……。電圧は問題なくても、”タナ落ち” なのかなんなのか分からないが、とにかくバッテリーが終わったということなのだろう。その証拠に新品のバッテリーに交換して以来、絶好調! こういうトラブルもあるんだね。どうも釈然としないがイイ勉強になった。ひとつ学びました、合掌。

バッテリーに貼ってあるテープには2008.11.29とある。つまり寿命? しかもサイドが妙に沿ってるし。

バッテリーに貼ってあるテープには2008.11.29とある。つまり寿命? しかもサイドが妙に沿ってるし。

バッテリーをテスターで計測すると、ちゃんと12.67Vもあるわけ。これで使えないってどういうこと!?

バッテリーをテスターで計測すると、ちゃんと12.67Vもあるわけ。これで使えないってどういうこと!?

とにかく新品のバッテリーに交換したら調子を取り戻した。安価な中国製ではなく、信頼の日本製をチョイス。

とにかく新品のバッテリーに交換したら調子を取り戻した。安価な中国製ではなく、信頼の日本製をチョイス。