episode 47 主張しないという“主張”

度重なる試行錯誤の末に
辿り着いた“普通”のカタチ

今からもう3年以上も前の話。僕のパンヘッドがまだ製作中だった時に、トランプの長岡さんから新作ウインカーのプランを練っているという話を聞いた。旧車のチョッパーにも違和感なくマッチするウインカーとのことで、ちょうどパンヘッドのウインカーを物色していた時期だったので、「じゃ完成したら是非使わせて下さい!」などと話していた記憶がある。

 

そして2011年秋、ROUND TYPE TURN SIGNALが満を持して完成した。オイオイ、少し時間がかかり過ぎてはいませんか? いやいや、この出来を見てもらえばそれも納得のはず。何度も何度も試作品を作っては修正を加え、徹底的に拘り抜いた究極のウインカー。「当たり障りがなく、普通であること」をコンセプトに、控え目なデザインが採用されている。鍛造成型されたアルミニウムの塊より削り出されたボディはオールド感に拘って手作業で面取り&ポリッシュが行われている。さらに安全面を考慮してLEDを使用し、大幅な光量アップを実現。構成パーツはプロ仕様を考えた作りで、車体に合わせたフィッティングが可能。そしてこのちょうど良い大きさである。違和感なく車両に溶け込み、決して大げさに主張しないということが、このウインカーの主張となっている。「長岡さん、やってくれましたね!」。

ついに完成したROUND TYPE TURN SIGNAL。ボディはもちろん、レンズカットまで拘りが潜んでいる。

ついに完成したROUND TYPE TURN SIGNAL。ボディはもちろん、レンズカットまで拘りが潜んでいる。

出来ましたね、長岡さん。長かったですね、本当に。一切の妥協を排し、拘り抜いて製作された究極の“普通”。

出来ましたね、長岡さん。長かったですね、本当に。一切の妥協を排し、拘り抜いて製作された究極の“普通”。