episode 48 壊れたら、なおせばいい

ヴィンテージと言えども
正常に機能することが重要

ヴィンテージと呼ばれるモノは、オートバイやクルマはもちろんのこと、ジーンズなどのファッションアイテムや楽器などを含め、多岐に渡るカテゴリーに存在している。

 

その魅力とはいったいなんなのか? 売るためのマーケティングを無視した作り手の拘り、時には “わがまま” と言い換えることができるかも知れないが、そこには理想を追い求めるロマンが宿っている。つまり存在自体がロマンチックなのだ。加えて言えば、マーケティングなどという概念自体が存在しなかった時代のアイテムも数多く存在する。もちろん入手が困難だという希少価値も否めないが、やはりヴィンテージアイテムの魅力は、絶対的な存在価値だと思う。

 

しかしこと機械で言えば、ヴィンテージであろうが正常に機能することが重要だと僕は考える。オートバイやクルマであれば、しっかりと走ることが何よりも大切である。壊れたら、なおせばいい。

 

1967年式のベビーカマロ。ヴィンテージモデルと呼ぶには少々おこがましい年代の車両だが、僕が愛して止まない自らの分身とも言える車両である。そんな愛機であるが、今から40年以上も前のモデルなので、ちょこちょこと壊れる。例えばグローブボックスのキーか壊れたり、ルームライトのカバーが割れたりもする。でも壊れたら、なおせばいい。こんな些細な部品でもちゃんとアフターマーケットパーツにラインナップされている。しかも、わずか数日で米国から川崎の僕の自宅に届く。いい時代だ。次はいったいどこが壊れるのだろうか? 壊れないことに越したことはないのだが。

eBayで見つけたカマロのグローブボックス用キーシリンダーとルームライトカバー。円高の恩恵もあり、送料込みでもわずか数千円で手に入れることができる。

eBayで見つけたカマロのグローブボックス用キーシリンダーとルームライトカバー。円高の恩恵もあり、送料込みでもわずか数千円で手に入れることができる。

早速、キーシリンダーを交換。ただし、鍵の精度は非常に悪く、いくらオイルを差しても鍵の回りが悪い。だからヤスリを使ってキーのカタチを整えてみた。

早速、キーシリンダーを交換。ただし、鍵の精度は非常に悪く、いくらオイルを差しても鍵の回りが悪い。だからヤスリを使ってキーのカタチを整えてみた。