episode 50 排気管改変/其の壱

極めてシンプルでありつつも
見応えある無二のマフラーを作る

2010年10月の連載スタートから、今回で50回目の更新を迎える “1000の主張” 。もちろん、前人未到の大記録とまではいかないが、ごく控え目に言っても記念碑的な更新回数と定義できなくもない。あくまでも個人的、かつ好意的な解釈ではあるが……。とにかく、残り “950の主張” にお付き合いいただければ幸いです。

 

それではひとつの節目としての連載50回目のお題は “排気管改変”、つまりマフラーを新しく作ろうと思っている。2008年12月のパンヘッド完成から3度目の冬を迎えるにあたっての大きな改変である。これまでにもタンクキャップをチタンの削り出しで作ったりキックペダルを交換したり、いろいろと手を加えてきたがマフラー製作のように大掛かりなカスタムは今回が初。3年目にして、”攻めに出る” というわけだ。

 

もちろん現在のマフラーが気に入らないわけではない。むしろ大いに気に入っている。ミッドコントロールを取り囲むように配置されたステンポリッシュのドラッグパイプ。ボリュームのある2インチパイプを使ったショートタイプのこのマフラーに換わる、いやもっと言えば、さらにスタイリッシュなマフラーにしなければ意味がない。攻めに出るとはそういうことである。

 

コンセプトはこうだ。”極めてシンプルでありつつも見応えある無二のマフラー”。トータルでのスタイリングにマッチしていることは言うまでもなく、さらに視覚的効果により車両のシルエットを際立たせるようなマフラーが理想。決してマフラーだけが大げさに主張することは御法度。かと言って存在感のないマフラーは欲しくない。

 

中村さん、これは難題ですよね? さて、どうしましょうか……??

ステンレスポリッシュのドラッグパイプ。このマフラーも、僕にとってはひとつの理想形であった。

ステンレスポリッシュのドラッグパイプ。このマフラーも、僕にとってはひとつの理想形であった。

ダウンチューブに沿ったフロントパイプとミッドコントロールを取り囲むリアパイプのコンビネーション。

ダウンチューブに沿ったフロントパイプとミッドコントロールを取り囲むリアパイプのコンビネーション。