episode 53 排気管改変/其の参(完結編)

徹底的にボディサイドに追い込んだ
縦横無尽の三次元マフラー

ついにマフラーが完成した。本来なら前回の更新でお披露目する予定だったが、諸々の事情によりネタの差し替えがあったものの、今回は完成と相成った。まずは写真をじっくりとご覧いただきたい。”極めてシンプルでありつつも見応えある無二のマフラー” という難題を見事に、もとい “美事” にやってのけていただいた。

 

ステンレス製2インチパイプを使った2in2ドラッグパイプ。ムッチリとしたほどよいボリューム感のある2インチパイプを、エンジン/ボディサイドに徹底的に追い込んで凝縮感を演出。とくにフロントバンクの取り回しは圧巻である。デスビとフレームダウンチューブの間を、まるで針の穴を通すようなミリ単位の正確さで通り抜け、キャブレターの下をリアバンクに向かって斜め上方、かつエンジンサイドに絞り込まれている。さらにそこからオイルタンクに沿うようにパイプ1本分下方に取り回されている。

 

リアバンクはそのフロントバンクのマフラーに合わせてキックペダル側に張り出したのちアクスル上部に向かい、エンド部はフレームラインに沿ってカット。排気がフレームに当たらない長さに調整されている。まさに縦横無尽の三次元マフラーだ。以前のマフラーに比べてセンター取り回しのため、視覚的効果で車両自体がより長くそして低く、まるで別モノのマシンのように感じられる。

 

──この冬は熱くなりそうだ。生まれ変わった愛機との蜜月の日々が、またはじまる。

ステンレスの淡いゴールドの焼け色がなんとも美しいニューマフラー。考えに考え抜かれたこのフォルムは、コンセプト通りのシンプル、かつ非凡なものである。

ステンレスの淡いゴールドの焼け色がなんとも美しいニューマフラー。考えに考え抜かれたこのフォルムは、コンセプト通りのシンプル、かつ非凡なものである。

ギミックなし、直球勝負のドラッグパイプ。徹底的にボディサイドに追い込んで取り回されているので、ヒートガードは必不要。見応えある無二のマフラーである。

ギミックなし、直球勝負のドラッグパイプ。徹底的にボディサイドに追い込んで取り回されているので、ヒートガードは不要。見応えある無二のマフラーである。