episode 72 風に吹かれて #05

悪夢の事故から早1ヶ月以上。
気になるバイクのダメージは?

風に吹かれて考えた。

 

僕がハーレーダビッドソンに乗る意味を……。

 

──さて、パンヘッドのダメージは、いかほどのものか?

 

幹線道路に飛び出してきたクルマを避けようと急ブレーキをかけたもののリアタイヤがロックし、横滑り状態でクルマの右前方に激突したわけだが、パンヘッドのダメージの形跡からバイクとクルマは接触していないと思われる。しかしクルマの右前方がベッコリと凹んでいたことを考えると何かが衝突したはず。もちろん、それは乗り手である僕だ。確かとっさにバイクの衝突を避け、体でクルマに向かっていったような記憶がある。ただ頭と顔だけは絶対に打ち付けないようなんとか受け身を取った。

 

そのあと反対車線の歩道にバイクもろとも弾き飛ばされ、バイクはマフラーサイドに転倒。プライマリーサイドへのダメージはない。ただ不思議なことに、プライマリーサイドの燃料コックだけがグニャリと曲がっていた。はて、いったいどこにぶつけたのだろうか?

ここからはパンヘッドのダメージをイッキに羅列する。まずはヘッドライトのレンズ&ハウジングのリングにキズが入り、おそらくヘッドライトブラケットも曲がっているはず。ウインカーは根元からポッキリと折れ、三つ又の上下にガリッとキズが入った。さらにブレーキレバーのホルダーが折れ、グリップ&エンド部に削りキズ。マッシュルームカバーは景気よく削れ、ミッドコントロールのリンク部も削り取られた。おそらくベースごと内側に曲がっているだろう。フレームはアンダーチューブのフットボードブラケットに削りキズ。キックペダルにもガリッと削りキズ。そして作ったばかりのマフラーにもキズ&凹み。幸いにも外装へのダメージはフューエルタンクに小指の爪ほどの大きさのキズだけで済んだ。あと気になるのはフォークとフレームへのダメージだが、一見したところ大きな歪みは確認できないので、希望的観測ではあるが致命的なダメージはないと思われる。ただフレームネック下のハンドルストッパーは内側に曲がってしまった。

 

ダメージを総括するならこうだ。7.5mほど離れて見れば事故車には見えないし、15m離れれば、まず誰もダメージには気付かないだろう。30mも離れれば、事故前の状態とまったく区別が付かないはずだ。現在はロナーセイジにて、さらに細かくチェックを行っている最中。なんとか今年中の復活を願う。

 

事故だけには気を付けてたんだけどな。

 

ここで一句。

「交通事故 ココロのキズは 計り知れず」

少し字余り。