1929 JD

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20年代のJD

去る9月の「NAGOYA SPEED AND CUSTOM SHOW 2013」の目玉コンテンツ、「One Day Museum」。1936年から1957年までのビンテージハーレーが41台集結したその眺めは圧巻であった。そのSPEED AND CUSTOMの来場者用駐車場で発見した加藤さんのJDは、なんと1929年式、泣く子も黙る20年代の車両である。しかも当時、日本に輸入された車両とのこと。つまり戦争を逃れた希少な文化遺産と言える。

 

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吸気がOHV、排気がSVのオホッツバルブエンジンは87.7?88.9mmで排気量1064.7cc。当時のアメリカの税制対策でカタログ表記は9.5ps/4500rpmであったが、実質的には24psほどを絞り出す高性能モデルであったという。それにしてもこの20年代のJDが100年近く経った2013年の日本で実働車として使われていることが何よりも驚きである。

 

Machine Detail Check!

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    おそらくオリジナルと思われるサドルシート。この経年変化がこの20年代のJDが乗り越えてきた時間を如実に表している。

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    吸気がOHV、排気がSVの通称オホッツバルブエンジン。完調さが伺える綺麗な外観を保っている。排気量は74ciの3スピード仕様。

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    25~28年までの右出しエキゾーストが29年モデルから左右2本出しとなり静寂性を増したというが、オーナーによると結構な音量とのこと。

 

OWNER

YOSHICHIKA KATO
加藤義親さん 56才

住所:愛知県 職業:Gypsy&Sonsディレクター