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サイドバルブの王道的ボッバー

1938年式のUHをベースに製作されたボッバー。排気量80ciミディアムコンプレッションのフラットヘッドモーターを懐に抱えた車両である。手掛けたのは徹底した作り込みで名を馳せる三重県のVIRTUOSO。OHVエンジンを筆頭に、高性能化の道を辿る欧州モデルを意識する以前の純然たるアメリカンモーターサイクルは、サイドバルブであるというビンティッジフリークは、実に多い。

 

歴代サイドバルブエンジンの中でもビッグツインのVL、VD系のエンジンを引き継いだU系モデル。エンジンを構成するパーツが少ないサイドバルブモデルは「質実剛健」という言葉がよく似合う。ドッグボーンライザー&ワイドウエスタンスタイルのハンドルバーは、ストレートに腕力を伝えるために一部のレーサーが40年代に採用したスタイル。さらにソロサドルシート、カットリアフェンダーが作り出すフォルムは、まさにレーサーさながらである。ブラック&アイボリーのカラーリングも飽きのこない王道的な配色と言えるだろう。

 

Machine Detail Check!

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    上方へとオフセットされたヘッドライトとレーシーなハンドル周りのセッティング。保安部品を外せば、このままサーキットへ持込めそうだ。

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    純正の分割タイプのフューエルタンクにセットされるキャッツアイメーターダッシュ。ビンティッジフリークに人気の高いディテイルである。

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    軽快にカットされたリアフェンダー。カットの微妙なラインにもこだわりが隠されている。テールランプはVLランプが取り付けられている。