
去る04.21にポートメッセ名古屋で開催された「JOINTS CUSTOM BIKE SHOW 2013」の駐車場で撮影をお願いしたショベルボッバー。1974年式のショベルヘッドをベースにフリースタイルMCが手掛けた一台となっている。カスタムのコンセプトをオーナーの田中さんに聞くと「古くさく、悪そうに」と話していただいた。純正のサス付き4速フレームを使い、各ディテイルへのこだわりで、うまくコンセプト通りのマシンに仕上げられている。では詳しく見ていこう。
まず目につくのは絞り込まれたハンドルバーであろう。74スプリングフォークにマウントされたドッグボーンライザーを介し、ライダーに向かって絞り込まれたハンドルバーはディガーライクな形状をしている。さらにカチ上げられたアップスイープのトランペットマフラーも「悪」を感じさせるディテイルと言える。サドルシートに打ち込まれたスタッズも然り。キャブは定番のBキャブ+ファンネル、プライマリーはあえてストックのクローズドのまま。ブラックベースにアイボリーのピンラインが描かれたエクステリアもイイ雰囲気である。